失ってから気づくもの
「なんとなくサボる」ことを続けた結果、今やどこから手を付ければ良いのかもよく分からなくなってしまったキッチンの汚れ。
見た目にはそんなに汚くはないように見えるけれど、指で壁を触るとヌルっとしているような状態。
「コンロだけ」「壁だけ」など、パーツごとに掃除することはできても、壁面やレンジフードなどキッチンの全部の掃除を一気にすることは、私には不可能でした。
なので、一度きれいさっぱりな状態にするために、業者に依頼。
やってもらうと、意外にも汚れが出るわ出るわ。
業者さんがキリ吹きで吹き付けた洗剤が、みるみるうちに茶色に染まっていきます。
こんなに汚れていたんですね。
仕上がると、薄暗かったキッチンの明るさがワントーン上がったように。
掃除をした後の状態と出会って初めて、以前は気付かずにいたアブラのニオイやしつこい汚れがあったことに気づきました。
「失ってから気づくもの」
そういう言葉をよく耳にしますが、汚れに未練はまったくないので、今はスッキリ気分が良いです。